June 25, 2011

Get Feedback or Fail

zurb.com のブログ記事 Get Feedback or Fail の概要。

製品やサービスに対するフィードバックに対する 5 つの W について。

What: 効果的なフィードバック

  • Targeted: 質問に対する回答であること。「これについてどう思いますか?」 といった質問に対しては、価値のあるフィードバックは返ってこないので、 具体的な内容にする
  • Actionable: 次のステップを明確にするようなものであること
  • Valuable: Targeted かつ Actionalble であっても、価値のないフィードバックがある。 例えば「ここの 5 px はもう少し暗くした方がいい」とか「Powerpoint 形式で Export できるといい」など。 質問の的を絞って、こういった価値のないフィードバックを避ける

Why: 成功するプロダクト

カスタマーのためのプロダクトなのに、彼らのフィードバックなしでどうして成功できるだろうか。 製品を作る事に時間、情熱やリソースを注いでも、カスタマーに正しい製品を提供できているかどうかを 検証しないのは問題である。カスタマーこそが製品を作る、または壊す人々である

Who: カスタマー、クライアントそして (あなたの)チーム

  • Custaomer: カスタマーがあなたのプロダクトを使い、対価を払う。積極的に彼らのフィードバックを求めること。 カスタマーのニーズを満たすプロダクトが成功する
  • Client: クライアントをあなたのカスタマーとして、エンドユーザをクライアントのカスタマーとして考える。 定期的なフィードバックを通してクライアントを興奮させ、あなたのデザインに投資させ、彼らの意思決定を助けること
  • Your Team: 今あなたがどんな作業をしているかを常に共有し、質問を欠かさないこと。 デザイナーだけでなく、エンジニア、プロダクトマネージャやマーケッターなどの意見に耳を傾け、様々な 視点からのフィードバックを得る

Where & When: 今ここで!

製品サイクルのどの時点でも、カスタマーのフィードバックがその製品の方向性を決める手助けとなる。 フィードバックの価値を学び、できるだけ早い時点で頻繁に行うこと。

A Personal Note

フィードバック得るのは最初はキツい出来事だった。ZURB で働き始めた頃、 批判は才能や自分の仕事に対する攻撃のように思え、自身のエゴに大きな打撃を与えた。 しかし 2, 3 年後、フィードバックなしでは仕事ができないようになった。 フィードバックなしのデザインは、誰もあたなの決定に投資しないし、その仕事の価値を理解しない。 飛躍を遂げるためには、フィードバックを受け入れ、それに対応し、効果的に製品を洗練させていくこと。