ngCore最速チュートリアル
「ngCore最速チュートリアル」という冊子を貰ったのでサンプルコードなどを動かしてみようとしたら、いろいろ情報が足りなくてつまずいたのでメモを残す。環境はMac OSX。
Part 1 は概要の説明なので大丈夫だった。開発者サイト に登録して、SDKを落としてくればいい。また、サンプルコードが CodeZine からダウンロードできるので落としておく(サンプルで使われてる画像なども含まれている)。
準備
Part. 2 で Hello World のサンプルがあるのだが、その説明に
このコードを適当なディレクトリに配置して、ブラウザからアプリのURLを開いてみましょう。
とあるのだが、必要なファイルや指定のファイル名などがあるので、どこでも何でもいい訳じゃない。これは開発者サイトの「リソース」> 「はじめに」へ行くと書いてある。
とりあえず、SDKディレクトリ配下に Projectsというディレクトリを作り、各サンプル用のディレクトリをその下に、必要なファイルと共に作っておくと良いと思う。以下のような感じ。
SDK/
+- Projects/
| +- MyApp
| | +- Code/
| | | +- Main.js
| | |
| | +- Content/
| | +- NGCore -> ../../NGCore
| | |
| | +- configuration.json
| | +- manifest.json
NGCoreはSDKディレクトリ下のNGCoreへのシンボリックリンク。configuration.json
と manifest.json
は以下のような感じにしておけば良い。
configuration.json
サンプル:
{
"appId": "MY_APP_ID"
}
mafifest.json
サンプル:
{
"code": [
"./NGCore/Client/Legacy.js",
"./Code/Main.js"
],
"textures": [],
"audio": [],
"others": []
}
後は Main.js
を編集して、冊子に載ってるサンプルコードを書いて、ブラウザで localhost:8002/Projects/MyApp/
を開けば動く。configuration.json
とかは、ファイル内容が空だと make server
で動かしたサーバが落ちるみたいだ。
Part. 2 のサンプル
LIST5 にあるコードで、剣の軌跡を描く部分のコードがちょっと間違ってる。
bg.addChild( this._trajectory._node );
じゃなくて、
bg.addChild( this.trajectory.getNode() );
かな。
LIST6 では DnLib というライブラリを使っているのだが、それは開発者サイトの「リソース」 > 「エンサイクロペディア」 > 「DnLib ドキュメント」からダウンロードできる。
Part. 3 のサンプル
Twitter のタイムラインを取得するサンプルは、注意点に書かれているように、ブラウザでは動かない(Flash のクロスサイトドメインの問題)。リクエストしている URL の出力結果 (json) をローカルに保存して、その Path を指定すれば、ブラウザでも雰囲気はつかめるけど。
iOSのシミュレータなどではまだ試してないので、また今度試したら何か書くかも(しれないし、書かないかもしれない)。
追記 (2012.03.15): 続き を書いた。